がん

癌(がん)に関する本はかなりたくさん出ている。日本人の死因のトップであるし、患者も多いから当然かもしれない。でも推測するに、患者やその家族がいろいろ勉強するために買っているのではないだろうか?原因も治療方法も未知の世界。西洋医学の力だけでは回復は望めないという考え方になるのはわかる。抗がん剤投与だけで完治するという考え方に少しでも疑問がある人は読むと良い。抗がん剤に体が耐えられず死に至る人は多いのだ。
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 これを読んだら何故か「ブラックバスがメダカを食う」秋月岩魚,宝島社新書 を思い出した。ブラックバスの密放流が日本の魚の生態系を破壊する。という主張で、結論として「バス釣り」と「バス釣りをする人」「密放流を前提にしたバス釣りを黙認し擁護する釣り業界」を非難した本だ。バス釣りが脚光を浴びバスプロがもてはやされたあの頃にこの本が出た衝撃はすごかった。まして秋月氏は釣り業界で写真家として生活している人である。とても説得力があり、この本を読んでバス釣りを止めた大人がたくさんいると思う。
 私が毎月購入していた「フライの雑誌」は水口憲哉氏の「もともと日本の内水面は各種外来魚の放流によって釣り堀状態になっている」「ブラックバスだけを悪者にしていておかしい」という主張を何回も載せ、いろいろな釣り人みんなが仲良くやって行けないものだろうか?などと主張し、釣り業界を擁護した。この本は大人の雑誌だと思い気に入っていて毎月購読していたのだが、とても疑問を感じ購入をやめた。
 小さなため池にバスとギルが放流されるとどうなるか、一番知っているのは釣り人だ。クチボソやエビが絶滅したとは言えないかもしれないが、釣れるのはバスとギルだけである。日本にはそうなってしまった池がたくさんある。少なくとも私の住んでいる地域にはたくさんある。バスは日本の淡水魚の生態系でトップに君臨するのだ。他の魚に比べあまりにも強すぎる。近場でフライで遊ぶには楽しいが、この本を読んでしまったので人には勧められないし紹介できない。私の通っていた池は水を完全に干して魚を全て殺し、釣り禁止にした。
 スモールマウスバスに関しては冷水や流れのある川でも適応できるためヤマメの生息している河川の少し下流に定着してしまった場所がある。福島のとある湖はスモールバスの釣り場として名高い。密放流の結果だ。周辺の河川への影響が心配である。
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by flymantacky5 | 2010-06-14 03:14 | | Trackback | Comments(0)
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