モダンフルート

昔々37年前、高校に入学してブラスバンドを続けようとしていた私は訳があって入部できませんでした。すねて暗く悶々としている姿にみかねた母が私に買い与えたのがこのヤマハYFL-23でした。たしか4万円くらいでした。
 本当は中学で吹いていたクラかサックスが欲しかったのだが、うるさいという理由で却下された。しぶしぶちょっとは吹いてすぐ片付ける。半端な独学が20年以上続きました。止めなかったのが不思議ですね。基本的に楽器は大事にする方でしたので、、
 音階は出来たけどなかなか聞ける曲にはなりませんでしたね。29才にしてFAIRY DOCTORに加入し人前でトラヴェルソ、モダンフルート、リコーダー、ケーナ、オカリナとホイッスルを演奏することになり結構真面目にやるようになりました。でも基本好きなのは縦笛でしたので苦手意識は強かったです。
c0022268_1837097.jpg

 久しぶりに吹いてみてビックリ!調整はしてないので色々不都合はあるけどきちんと音が鳴ります。昔吹いていた安っぽい音とは違います。悪い音を楽器のせいにしていたけど、反省しました。腕がよけりゃ美しく響くんですね。アイリッシュフルートに比べると圧倒的に楽器としての性能・能力が違う事がわかります。ベーム式金属フルート(モダンフルート)がトラベルソの生き残りであるアイリッシュフルート(昔の標準的な木製クラシックフルート)を駆逐してしまったのは納得です。
 モダンは輝くきらびやかな音、正確な音程、大きな音量が魅力です。木製アイリッシュフルートは温かみのある優しい音質が魅力です。聞いていてつかれません。また、指使いが違うので奏法の関係でアイリッシュフルートを選択せざるを得ないと言う理由もあります。でも、個人的には高音や♭が多用される曲はモダンを使いたくなる私です。
 今はヤマハの一番スタンダードEメカ付きYFL-211:86100円だからずいぶん物価も上がったものですね。しかし、結果的にヤマハの最安物の価値を再認識しましたが、その過程にはムラマツの総銀手に入れてトラベルソ何本か買って木製アイリッシュ何本か買って、人前でのソロとセッションのために一生懸命練習した結果その価値に気づいたのです。一生YFL-23だったら、たぶんわからなかったでしょうね。「初心者ほど、良い楽器で練習した方がいい」というのはある意味本当の事です。でも、楽器としては国産の20万円以下のモダンフルートで充分です。
 とかなんとか言いながらリングキイ(アイリッシュの装飾音がつけやすい)でH足部管(最低音シ)が欲しくなってしまった私です。
[PR]
by flymantacky5 | 2012-12-31 18:55 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://tacky5.exblog.jp/tb/19073335
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 謹賀新年 さいたま水上公園 >>