ホイッスル講座9:ロール・カット・タップ

さて、とうとうやってきましたCut,Tap,Roll。今まで避けてきましたこの話題。人に教えられるほど私は偉くありません。最初に逃げの手を打っておきます(笑) CDなどで聞いた通りに演奏できればこんなこと知らなくてもいいんです。私も何気にそれ風に吹いてきました。ただし頭で理解できると、自信を持って演奏できるしバリエーションや色々な場面で応用できるので知っておいた方が絶対にお得です。では本題に入ります。
 連続する同じ音を区切るにはふつう管楽器ではタンギング(舌)を使います。しかしアイリッシュではカットやタップというテクニック(指)も使います。
c0022268_18294743.jpg

上の譜面ではソ(G)の音が3つ連続しています。タンギングで「トゥ、トゥ、トゥ」「トゥ、ク、トゥ」「ドゥ、グ、ドゥ」と区切るやり方よりもAで*1カット、Bで*2タップを使って区切った方が、よりアイリッシュらしく聞こえます。このようにカットとタップを使い3連続の同音を表現する技法をロールと言います。ロール=カット+タップです。ですから2連続の同音を表現するときはカットかタップのどちらかを使います。どちらを使うかの決まりはありませんがタップの方がより滑らかです。
下の譜面は、実際に笛では上の譜面のように吹くのが一般的です。(と、私は考えています。ちょっと自信ない)

*1カット
456を押さえてGの音を出します。そのあと一瞬5の穴を開けて閉じます。つまり一瞬Gより高い音が入り、Gの音を分割するわけです。4や6を使っても可能です。

*2タップ
456を押さえてGの音を出します。そのあと一瞬3の穴をふさいで離します。指を叩き付け、その反動で離すイメージです。つまり一瞬Gより低い音が入り、Gの音を分割するわけです。

文章で表現すると難しそうに感じますが、見ながら音を聞けば簡単です。さらに頭のB(シ)の音の出だしに6でカットを加えると、より上手に聞こえます。なをさらにそこ(Bの頭)にタンギングも加えればプロの音です。〜本当〜

アイリッシュは見て聞いて覚えるんだ。譜面に頼るのは良くないと言われますが、私の近くに*3アイリッシュパブは無いし笛の上手な人もいません。だからCD、動画、楽譜に頼らざるをえません。同じような環境の人は多いと思います。まぁ私が出不精、特に都心に行くのが面倒というのもありますが、、。

目次ティンホイッスル講座

*3ロックを流し、ジャズのライブをやっていたアイリッシュパブが去年つぶれた。今年近くにできたアイリッシュパブは知人がセッションを申し込みに行ったが反応ゼロ。ファッションとしてのアイリッシュパブでした。
[PR]
by flymantacky5 | 2013-10-03 18:40 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://tacky5.exblog.jp/tb/20799057
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by hnw at 2013-10-04 08:31 x
いつもお世話になっております。
カットと同時にタップの指を振り上げるっていうのが出来ないのですよ~。
定位置より、上がらないというか上げる習慣がないというか。
続きよろしくお願いします♪
Commented by tacky5 at 2013-10-04 18:09 x
振り上げ、叩き付けるというのはあくまでイメージです。その通りやれば美しいロールになりますが振り上げなくても音楽は作れます。Butフルートの場合は言葉通りやらないと明瞭な音が作れませんね。でもね、あまりストイックに追求しなくても大丈夫ですよ


<< アイリッシュフルート考察1-1... NHKいじめ、なにソレ?という... >>