ホイッスル講座15:実践編Danny_Boy詳細

前回の実践編Danny_Boyはどうでしたか?ふんふん、分かるけどここはこうでしょ!そりゃいやらしい装飾だ!とか思われた方はここまでよく理解されている方です。でも講座13まで適当に読んでいて講座14でいきなり吹いた方は何が何だか分からなかったかもしれません。そんな方のためにもう少し詳しく、くどいくらいに説明を加えてみます。
 まず指穴の番号ですが講座9、12、13でも提示したので大丈夫ですよね?いやここは丁寧にもう一回。下から順番に1〜6です。全部押さえたら「レ」Dの音が出ます。写真の1番右D管で説明します。
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このD管は今は亡きOVERTONの楽器です。現在はColin Goldieが後を継いでいます。昔は高級ホイッスルの代名詞でした。チューニング不能、でもピッチが低いので冬は使えません。普段でも管体を暖めてから演奏します。これで下の楽譜を分かりやすく吹いてみます。→演奏音源
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1小節目
ファ#をたっぷり目に吹いてソの音をロールします。ロールでは456を押さえてソの音を出した後5を一瞬開けて押さえ(カット)、次に3を叩き付けるように穴を塞いで離します(タップ)。(5のかわりに4,6を使う事も可能です、私は5が自然に聞こえます)
2小節目
56を押さえてラの音を出しながら5の指を手首に向かって引きながら穴を少しずつ開けてシの音にスライドします。その後6を押さえてシを出しながら4を押さえたり離したりしてヴィブラートをかけます。変化しすぎていやなら半押さえ、または3を使ってください。楽器によって変化の度合いが違うので好みや、やりやすさで選択してもかまわないと思います。
 そしてシからラに行く時にカットでド#を入れます、6でシを出し一瞬6を離して全開ド#のあと連続ざまに65を押さえラを出します。音で言うとシ,ド#,シ,ラなのですがこれは音源を良く聞いてもらうしかありません。ミの音のカットは23456を押さえてミを出してから4を一瞬だけ開けてカットします。3でもいいです。他の指を使うのはおかしいと私は感じます(私見です)。
 ラのカットとミのカットが違うじゃないか?と言われてもまぁ理屈じゃないので、、でも理屈を述べます。ラの場合カットでラの頭にシを入れると前の音とのつながりでシ,シ,ラになってカット(高い音で一瞬区切る)の意味がなくなります。のでド#を入れます。ミの場合頭にファ#を入れてカットしファ#,ミでもいいのですが、ミの音を出してからカットで区切った方がよりカットが強調され美しいです。
3小節目
ラのカットは前の音シからの下がるカットなので2小節目のラと同じです。最後のミは全穴押さえのレから1の右手薬指を右斜め下へずらしながら少しずつ穴を開けていくスライドでミにしてから、その薬指で1穴を半押さえしたり開けたりを繰り返すヴィブラートをかけます。1穴に対して斜めに指を当てる感覚です。

個々の奏法については以前の講座をご覧ください→ティンホイッスル講座目次

追記:演奏してみたら普段は2小節目最後のシはスライドしてました。この演奏法で決まり!ではなくひとつの例として考えてみてください。これは元々は、リコーダーの師匠及川茂(旧FAIRY DOCTORメンバー)が私の棒吹きを見るに見かねて私の楽譜に書き込んでくれた(20年ほど前)ものを元にしています。演奏を重ねて行くうちに少しずつ私が改良?していきました。
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by flymantacky5 | 2013-11-04 09:08 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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