銅板打ち出しペン皿手順

実際に銅板を手にし、イメージしながら図案を考えます。今回のテーマは女性と花にしてみました。使用したのは美術出版社の銅板でたがね2本付き760円です。たいらな銅板から自分で形を作るのは素人には難しいです。最初はキットで購入するのが無難です。高いけどね。
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創作意欲がしぼまないうちに決定します。注意点は、あいまいな線は実際に打つ時に困るのではっきりした線で表現することです。描き終わったらコピーして切り抜いて銅板に置き、間にカーボン紙を挟んで転写します。なぞるのは色ボールペンが最適です。なぞったかまだか見てわかります。なぞりおわったら、油性マジックでしっかり描き直します。カーボンの粉はそのままでは簡単に落ちてしまいます。
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まず、輪郭に沿って尖ったたがねで打っていきます。釘でも大丈夫。下にゴム板を敷いています。木や雑誌でも代用できます。
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周りを平らなたがねで打ちます。
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これが基本的な手順です。実は作業を進めるうちに板がそったり変形するのでそれを直す方が大変です。打ち終わった状態が下の写真です。凹凸が分かるように傾けて撮影しました。
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このまま金属磨き(ピカールなど)で磨いてニスを塗って終わらせてもいいのですが一般的にはいぶします。専用いぶし液や六十〇ハップ(むとーはっぷ)を使います。
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あまり暗くしたくない時はこれくらいで取り出し水で流します。
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黒すぎるか?
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黒くなった銅板を固いスポンジなどで凸部分だけこすって下地の光沢が見えるようにします。このこすり加減は経験でしか分からないのですが、失敗したら完全に磨いて、もう一回いぶせば大丈夫!
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意外と、暗すぎるかな?と思うくらいがちょうどいいです。
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by flymantacky5 | 2013-12-06 05:59 | 美術 | Trackback | Comments(0)
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