アイリッシュフルート考察8-1:グリス

弟子?より質問が来ました
ついこの間手に入れた黒檀製フルートのジョイント部は、コルクではなく糸のようなもの(デンタルフロス風?)を巻いてあるのですが、ここにはコルクグリスとか塗らなくて良いのでしょうか?触るとネバッとしてるので、何か塗ってある模様。
 ジョイントグリスなるもの、楽器屋には無かったですが、スライドグリスのことですかね?別物?

「ジョイントグリスでもコルクグリスでもOK ジョイントグリスの方がベターだと思います。私ならころ合いを見て、コルクに改造するかも」と答えといて、、う〜んはっきり自分で分かってないな〜と感じました。私の頭の中の認識は
1、ジョイントグリス:ABS樹脂専用でジョイント部(つなぎ目)に塗るもの
2、スライドグリス:金属同士の抜き差しする部分に塗るもの
3、コルクグリス:コルク専用
つまり、糸巻きは範疇外なんです。でも実際に糸巻きのジョイントは存在しています。自分で太さの調整をするのはとても楽です。でもどのグリスが適してるかは私にははっきり分かりません。私の中ではジョイントグリスがベターかな、、くらいです。リップクリームでもよいと聞いたこともあります。最近思うに「全部、薬局で売ってる 白色ワセリン でいいんじゃねーの?」って思っています。実際ワセリンは成分として使われています。
c0022268_12415830.jpg

写真上の5個がジョイントグリス。左のオレンジ色はヤマハ「リコーダークリーム」です。ヤマハとアウロスはABS樹脂専用となっています。全音(ZEN-ON)はコルクジョイントの木製テナーリコーダーに付属していました。国産の4つのジョイントグリスは黄色いです。スザートは樹脂製に付属品として入っていました、色は白です。
コルクグリス、スライドグリスは白です。
モダンフルート金属製は、ジョイント部にグリスを塗ってはいけないというのが常識です。グリス無しできっちりはまるように正確に設計されているのが普通です。グリスを塗ると少しずつ摩耗しガタがくるらしいです。逆に言うと安物なら気にしないで塗っていい、とも言えます。

ちょっと調べたら、コルクグリスの方が良さそうですね。たぶん、どっち使っても問題なさそう
ヤマハのスライドグリスとコルクグリスの違い
ヤマハメンテナンス商品モデルチェンジ

なんやかんやメールのやり取りをしているうちに、メーカーに問い合わせてみました。即答です。
コルクグリスでは薄すぎる。もっとヘビー(粘度の高い、固い)グリスを使え
これじゃわかんない〜具体的に何だか教えてもらうのは、無理か?企業秘密かな?蜜蝋?
What kind of grease should I use?
また即答で返って来た回答は「使用しているグリスは水洗トイレの設置に使うもので、安い物。建築資材屋とか配管設備屋で売ってる」とのこと。まぁ何でも良いということですね。私が考えるに、これは固形ワックスのことだと思います。メーカーが糸に水分や油分がしみ込まないようにワックスを塗るのは当然で、その後ユーザーが塗るのは別の物がいいような気がします。想像ですが、、

「ハードグリス」で検索したら、緩んだジョイント部に良さそうなグリス発見。ヤマハスライドグリスウルトラハードというのがありました。

モダン楽器演奏者の間では、グリスのたぐいは木管楽器本体にはつかないようにした方が良いと言われています。参考までに。

目次はこちら→アイリッシュフルート考察
[PR]
by flymantacky5 | 2014-01-05 12:39 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://tacky5.exblog.jp/tb/21397796
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< An&Min 安眠 フライフィッシング初心者用資料 >>