崖の上のポニョ

 家族サービスで(といいつつ、自分が観たい)ジブリの映画に行きました。Web上では賛否が分かれているようで心配でしたが、ぜんぜん、、ハウルの様に難解な部分はなくとても良かったです。謎解き、ひっかけや「反戦」が無いのでそういうのにこだわっている大人にはつまらないかもしれません。でもよくできていてヒット間違いなしですね。
 背景のコンテ、パステルのタッチは宮崎監督の絵コンテのイメージをそのまま使っているのか、個人的には「おジャ魔女ドレミ」の背景を思い出しました(あれは水彩絵具だった)。うまくて自信があるからできる技です。建物の輪郭線は宮崎の線そのものです。ナウシカの原作(月刊アニメージュ)を見ていた人ならわかるはず。色使いはイバラードの井上直久の影響が色濃いと思いました。アニメの色彩設計の保田道世とセル画ではないパステル画?の背景とはミスマッチの部分があり少し残念。でもまああれが限界かもしれない。あと、空のパステル画の雲の表現がよく登場し、心和ませるのだが表現が幼稚で、ちょっと?でした。絵本だと思えば良いのだが、宮崎監督作品となるともっと上(パステル画を良く知る人もうなるような、、)を期待してしまうのでした。
 音楽では、、、、、あの「ポーニョポーニョポニョ、、、」の唄がアニメと全然会っていなくて哀しかった。最後の最後にケチをつけられた感じです。歌自体はとてもいいのですが、あんな童謡は似合わない素敵な映画です。でも、、あの後ろで唄っている藤岡藤巻はなかなかのくせ者です。Youtubeで検索すればすぐにどんなやつらかわかります。けっこう私は好きです。
 いろいろ文句が多くなってしまいましたが、おすすめ映画です! 難点を一つあげろと言われれば「毒がない」ところですかね。
c0022268_2252416.jpg

注1)私はアニメは好きですが、アニメおたくではありません。アニメで一番注意して見ているところは作品としての絵です。
注2)「西の魔女が死んだ」を見そこねて後悔しています。観たかった
[PR]
by flymantacky5 | 2008-07-27 20:55 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://tacky5.exblog.jp/tb/9310132
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 温度 浜千鳥(はまちどり) >>